奈々美は話終わると少しだけ落ちついた様子だった。
紗希)それって…込山が奈々美のことをかばうためにわざとスカート丈を短くしたってこと?
小桃音)そうなんじゃない?
紗希)でも、もっと違うかばい方あるでしょ。
私は少しだけ明るめに言った。
奈々美)込山はさ…そういうかばい方しかできないんだよ。
小桃音)うん。込山ならそうやってかばうよね。込山らしいじゃん。
私は少しだけ込山のことを気にし始めた。
でも…私のことは見てくれてたかな?
見てくれてたとしたらいつ?
まあ…いっか。
少したってから私達は別れた。
小桃音は私と同じ方向だったため一緒に帰った。
紗希)まさかさ…奈々美が泣き出すとは思わなかったよね。びっくりしちゃった。
『どうぞー』
割引券を配ってる人に声をかけられ、1枚もらうことにした。
紗希)ラッキー。ねえ…今から行かない?
【3名様からお使いできます。】
割引券にはそう書いてあった。
紗希)って…これ3人からしか使えないじゃん。
ふととなりを見ると小桃音が泣き出していた。
紗希)ちょっと…小桃音までどうしちゃったのさ。
小桃音)込山…やっぱりさ…ちゃんと私たちのことみてくれてたよ。
紗希)ちょっと…さっきの奈々美といいどうしちゃったの?
涙をふくと小桃音は話し出した。
小桃音)まだ私たちがそんなに仲良くなってなかったとき…紗希と奈々美がこれから遊びに行くって言ってて…私…入れなくてさ…そしたら込山が教室に入ってきたの。
込山先)ねえねえ…今からカラオケ行かない?割引券もらったの。
紗希)カラオケ?先生おごってくれるなら行くー!
小桃音)私もカラオケの割引券もらってたんだけど…鞄の中にしまって帰ろうとしたの。
そしたら込山が…私も誘ってくれて。
込山先)あ…佐々木さんも一緒に行かない?
小桃音)私は…いいです…。
込山先)えー。この割引券4人からしか使えないんだよね〜。
紗希)用事でもあるの?
小桃音)いや…とくには…
奈々美)じゃあいいじゃん!一緒に行こうよ。
小桃音)うん。
小桃音)込山が誘ってくれたおかげで私…今こうやって紗希たちと仲良くできてるんだと思う。実はさ…その券私ももってて、それには3名様からって書いてあったんだよね。
小桃音にそんなことがあったなんてしらなかった。
普通に流していたことでも小桃音たちにとっては心に残ってたんだ。
私…小桃音や奈々美のこと…明日香のことを全然わかってないんだ。
それから私達はそれぞれ家に帰った。
紗希)それって…込山が奈々美のことをかばうためにわざとスカート丈を短くしたってこと?
小桃音)そうなんじゃない?
紗希)でも、もっと違うかばい方あるでしょ。
私は少しだけ明るめに言った。
奈々美)込山はさ…そういうかばい方しかできないんだよ。
小桃音)うん。込山ならそうやってかばうよね。込山らしいじゃん。
私は少しだけ込山のことを気にし始めた。
でも…私のことは見てくれてたかな?
見てくれてたとしたらいつ?
まあ…いっか。
少したってから私達は別れた。
小桃音は私と同じ方向だったため一緒に帰った。
紗希)まさかさ…奈々美が泣き出すとは思わなかったよね。びっくりしちゃった。
『どうぞー』
割引券を配ってる人に声をかけられ、1枚もらうことにした。
紗希)ラッキー。ねえ…今から行かない?
【3名様からお使いできます。】
割引券にはそう書いてあった。
紗希)って…これ3人からしか使えないじゃん。
ふととなりを見ると小桃音が泣き出していた。
紗希)ちょっと…小桃音までどうしちゃったのさ。
小桃音)込山…やっぱりさ…ちゃんと私たちのことみてくれてたよ。
紗希)ちょっと…さっきの奈々美といいどうしちゃったの?
涙をふくと小桃音は話し出した。
小桃音)まだ私たちがそんなに仲良くなってなかったとき…紗希と奈々美がこれから遊びに行くって言ってて…私…入れなくてさ…そしたら込山が教室に入ってきたの。
込山先)ねえねえ…今からカラオケ行かない?割引券もらったの。
紗希)カラオケ?先生おごってくれるなら行くー!
小桃音)私もカラオケの割引券もらってたんだけど…鞄の中にしまって帰ろうとしたの。
そしたら込山が…私も誘ってくれて。
込山先)あ…佐々木さんも一緒に行かない?
小桃音)私は…いいです…。
込山先)えー。この割引券4人からしか使えないんだよね〜。
紗希)用事でもあるの?
小桃音)いや…とくには…
奈々美)じゃあいいじゃん!一緒に行こうよ。
小桃音)うん。
小桃音)込山が誘ってくれたおかげで私…今こうやって紗希たちと仲良くできてるんだと思う。実はさ…その券私ももってて、それには3名様からって書いてあったんだよね。
小桃音にそんなことがあったなんてしらなかった。
普通に流していたことでも小桃音たちにとっては心に残ってたんだ。
私…小桃音や奈々美のこと…明日香のことを全然わかってないんだ。
それから私達はそれぞれ家に帰った。


