つぎの日私はお母さんと由依の入院している病院に行った。
由依の病室についてもドアを開ける勇気がでなかった。
お母さんがうじうじしている私をみかねてドアを開けた。
由依のお母さんが出てきて私のお母さんと話をしに行った。
明日香)由依…
由依からの返事はない。
明日香)由依…ごめん。
由依)なんできたの。
明日香)え…。
由依)私は明日香のせいでもう歩けなくなるかもしれないの。試合だって…でれないの!
由依は泣きながらそう言った。
明日香)ごめん…。
由依)もう…帰って。もう来ないで。
これが由依と話した最後の言葉だった。
もう由依と話せない。
会えない。
でも…後悔する気持ちが心の中に広がる。
私はとんでもないことをしてしまった。
ごめん。なんど言ってももう由依は許してくれない。
でも…戦わずに逃げたらきっともっと…絶対後悔するから。
もう後悔することはしたくない!