《まぁ、なんかあったら相談しろよ》


蒼くんはそう言うと、一方的に電話は切れてしまった。


蒼くんは、なにか気づいたのかもしれない。


私のわずかな変化に。



私は、蒼くんと会うたびに、蒼くんのことが好きになっている気がする。


蒼くんのまっすぐな瞳が。


蒼くんの優しさが。



蒼くんの太陽みたいな笑顔が。




私はますます、好きになっていく。