君とみた蒼空




私は、窓際のちょうど日が当たるお気に入りの場所に座った。



いつも私は、ここに座って本を読んでいる。



「ねぇ、ここに座ってもいい?」



急に後ろから声を掛けられ振り向くと、私と同い年くらいの女の子が私の隣の席を指していた。



「ど、どうぞ」



「ありがとう」



その女の子は、私の隣の席に座ると本を読み始めた。