心臓病。 この言葉を聞いた瞬間、私は心臓が止まるかと思った。 手の震えが止まらなかった。 蒼くんのお母さんが患っていた心臓病…………私と同じ病気だったから。 「詩音ちゃん? どうしたの?」 「う………ううん、なんでもない」 震える手を押さえて、私は続きの話を聞いていた。