「詩音ー! また同じクラスだよ!」 桜舞い散る、春の暖かい日。 親友の木坂 舞(キザカ マイ)が、そう言いながら私に抱きついてきた。 「本当? やったね」 今日は、始業式。 私は舞と一緒に、下駄箱に貼られたクラス表をみて興奮していた。 「詩音、体育館行こう」 舞に言われ、私は体育館に向かう。 体育館に行く途中、桜の花びらがふわりと私の肩にのった。 私たちの通う高校には、校門のところに大きな桜の木がある。 その桜はすごく綺麗で、私はこの桜の木が大好きだ。