Cafe Framboise



「もっと責めていいのに、
訊いてもいいのに、」

明都さんはうなだれて、
表情が分からない。

声色から自責の強さを感じる。

「責めないし、訊かないよ。
もう、話してくれたから、」


明都さんはまっすぐ私を見て、
もう一度、やさしいキスをした。