Cafe Framboise



瞳が揺れる。

切なそうに、足元を見る。


「そう、だよね。ごめんね。」

「よりを戻すつもりは無いから。
もう、来ないで。」

「……私には、
明都しかいないと思ったのに…」


涙が零れて、頬をすべる。

以前にも何度か見た、この光景。