「ありがとうございました。 またお越しくださいませ。」 最後の笑顔を使い切って、22時。 外の看板を"CLOSE"に裏返して、 私たちのクリスマスは終わった。 「お疲れ様。」 店長さんの微笑みで 全身の力が抜けていく。