「ん…」

まぶしい光に目をあける。
そこは教室だった。

あれ?
さっきまで何してたんだっけ


ロケットを見て
ママたちが部屋に戻っても、あきずにまだ見てて…

それで…



「ミグー、おはよう」


後ろから声がする
振り向くと、男の子が座っていた。


「おはよう…ジャン」

なんだか声がうまく出ない。
元気も出なかった。


「どうしたの?
なんだか月焼けもすごいよ?」


「え?」


自分の腕を見てみる。
袖の境がわかるほど、青く焼けていた。
それほど長くいたのだろうか?


「だいじょうぶ。
僕がおまじないをかけてあげる」


ジャンはそう言うと
自分の髪を一本引き抜く。

そして、カバンから白く輝く石を取り出す。


「わぁ!太陽石だ!
私、初めて見たよ」


「すごいでしょー
何年も日光に照らして、昨日完成したんだ。」