「か、可愛い…っ」
水の中泳いでるー!
しかも鳴いてるー!
ペンギンって、こんな鳴き声してるんだ!
なんか想像と違ったけど、でも可愛い!
「冬華って、一番はペンギン好きなの?」
「え?」
「一番目が輝いてるし、冬華が珍しくリードしてくれたし」
「あ…あれは…」
確かにペンギンが一番好きかも…
名前だけで反応しちゃったし…
だからって…あんな子供みたいにはしゃいじゃって…
「……忘れてください」
顔を手で隠すと、横で昴がくすくすと笑う。
「忘れるわけないじゃん。可愛かったよ、冬華」
「ーっ」
爽やかで優しい笑みでそんなこと言われたら、私の心臓が壊れそう。
もう心臓がばくばくと鳴ってうるさい。
……昴のバカ。


