「へぇー…秋人さんってサッカー部のエースなんですか?」
「…ん」
「やっぱり結構モテるでしょ」
「…さぁ」
いつの間にか二人は仲良くなったみたいだ。
仲良くなったというか、真白が一方的だけど。
…でも、何だか自分の友達が自分の弟と仲良くなるなんて…かなり嬉しいかも。
いつか昴ともちゃんと会わせたい。
二人の様子を見て、強くそう思った。
「…じゃあ、俺はこっちだから」
「今度俺と遊んでくださいよ、秋人さん!」
真白は秋人くんに手を振りながら、そう叫んでいた。
真白…余程秋人くんのこと気に入ったんだ。
「マジで、秋人さんいい人だ。かっけぇ」
「真白が男子に褒めるのって…珍しい」
「そうか?」
じゃあ俺らも帰ろうか。と二人肩を並べて自分たちの家に向かう。


