「よかったな、若菜。そいつが変な奴じゃなければいいな」
「昴、保護者みたい」
そう言った若菜は少し顔色が曇った気がした。
…若菜ちゃん?
でもすぐにいつもの若菜ちゃんに戻り、あれは気のせいだったかもしれない…そう思った。
「…冬華、どうした?ボーッとして…暑い?」
「え、う…ううん、大丈夫!ありがとう昴」
私の目の前に、にゅっと昴の顔が現れたのはびっくりしたけど…
「下から飲み物持ってこようか。その間に宿題進めてて」
昴はみんなにそう言って、自分の部屋を出て行った。
その瞬間、若菜ちゃんはぐたーっ床の上に寝転ぶ。


