たった今まで意地悪ばっか言ってた相手が言葉を発した。


それは相変わらず冷たい声……ではなくて。


心なしか、さっきまでよりも優しい声で。


その後、私の頭にポンポンと手が置かれる。


「わっ……!」


な、何?


どーいうこと?


何なの、これ?


私、どうした!?


いや、待て待て待て……