そんなことを考えてる私に、陽菜はとどめの一言。


「もう、私がぶつかりたかったな〜!」


な、何ですと!?


ホント、代わってもらえるのなら陽菜にぶつかってほしかったよ。


全く……


ま、私みたいに腹立てることになるはずだけどねー。


陽菜に半ば呆れていると、チャイムが鳴った。


陽菜は、また後で話そ!と席に戻って行く。


さて、今日から6時限かー……


夏休み明けは授業がこたえる。


そんなことを考えている間に、先生が入ってきた。