それにしても、なんでいきなり名前?





うれしいけどさ…






期待しちゃうよ……







「亮太、汰一くん、部長に紹介しといてくれる?」





「ああ…」






「じゃ、また後でね!!」







私は走って、自分の部室まで行った





入ったときにはもう香穂ちゃんがいて。






私は涙が溢れてしまった







もう、亮太の心がわからなくて
苦しい…






どうしたいのかわからない…







「もう、辛いよ…
亮太、はっきりしてよ…」






香穂ちゃんは、うんうん、と聞いてくれていた