そんなこんなで話しこんでいると、香穂ちゃんがきいてほしいことがあると言ってきた
私にはなんの話か、想像もつかなかった
「あのね、彩女ちゃんが困ってるときにどうかとも思ったんだけど…
実は、司に告白されたんだよね
合宿の最終日に…」
私は、開いた口がふさがらなかった
たしかに香穂ちゃんは最終日、片付けの途中で少し抜けたときがあった
だけど、私は亮太のことを考えていたから、司も抜けてたことに気がつかなかったんだ
『そっか!!
おめでとうっ♡
はやく気づいてあげられなくてごめんね…』
「ありがとう!大丈夫だよ!
彩女ちゃんが大変な思いしてるのしってるし!
これからは、きっと司も助けてくれると思う(笑)」
そうだったんだ…
いいな~
一番に思ったことはこれだった
おめでとうよりなにより、羨ましいと思ってしまった
好きな人と両想いで、付き合えて。
しかも、亮太にも想われてる……
私は香穂ちゃんが好きだから、幸せになって欲しいけど、亮太のことも好きだから応援してあげたい
どっちもが幸せになるのは無理なのかぁ~
私はなんにもできないんだって、痛感した
