私は 伊藤 絢香。

朝起きて、いつものように 目覚ましを止める。

6:30

中学に入学して もう既に、
夏休みになりかけていた頃だった。

学校に行って、授業をうけて、
部活に行って、帰宅。

当たり前の日々が毎日のように続いた。

いつも同じようだと
さすがに飽きてくる。

「いってきまーす。」

中学校は歩いて、約10分ほどのところにあった。

私は サッカー部のマネージャーをしていた。

カッコイイ男の子といい出会いが…!!!

なんて、

少し期待していたが…。

残念としかいいようがない。

どーしてマネージャーになったんだろう…

と、後々 後悔していた。