死へと近づいてると自分の中で確信した……もっと生きたい、もっと遊びたい、もっと優太の傍で笑っていたい!

「どう……してっ、どう……して私を選んだの?もっと生きたいのに」

叫んだって涙は止まらない、愛しい人とも一緒に居られなくなる……そんな不安が私自身をどん底に落とされる。

~コンコン~

「唯ーお見舞いに来たぞ」

「優……太?」

「……っ唯!どしたっ」

「ごめ……ちょっと不安になってた……。」

「そっか、大丈夫だ俺やお前の親だって居るだから安心しろ!泣きたいときは泣け」

「ぅん……」

「我慢なんてするなよ、お前が元気ないと俺だって元気出ないんだ」

「ぅん……」

優太、ありがとう不安になってたのに少しだけ落ち着いたよ。いつも優太のお陰で笑顔で居られる。


その夜、私は眠る前にお母さん、優太宛に手紙を書くことにした。