治療を受けると言ったその次の日から私は、病院生活になった。

コンコンとノックする音がした

「はーい、どうぞ」

「唯、来たぞ。それと果物」

「ありがとう、優太」

「おう!学校行ってるんだけど唯がいねぇーとつまんねぇー……」

「ごめんね、でもちゃんと行って欲しいの。私の分まで」

「わかってるよ、俺さ夢出来たんだ。」

「どんな?」

「俺、医者になる!医者になって、唯や他の患者の病気治したいんだ……」

「すごい!優太ならなれるよ!頑張って応援するよ!」

「ありがとう、俺頑張るわ」

「うん!」

そっか、優太に夢が出来たんだね……優太、前より表情が男前になってるよ……私も治療頑張らなきゃ!