優太のことを思って悩んで、その一週間後に私は意識が薄れていくのを感じた……。

「……っ」

それに気づいたお母さんが病院に連れて行ってくれた。

ー診断後ー

先生空言われたのはあまりにも過酷で悲しい現実だった。

『唯ちゃん。最後まで聞いてください。唯ちゃんの脳に悪性腫瘍が見つかりました。』

『え……。』

『もし、治療を受けるのならば残された時間は5ヶ月です。』

『そんな』

頭を後ろから強く鈍器で殴られるような衝撃だった……。でも私には支えてくれる人なんて……。


私は、夕方に帰って親と一緒に泣いた。どれだけ泣いたかなんてわからないぐらいに。

「お母さん、ごめんねこんな私を育ててくれて。すごく幸せだよ。」

「唯……。」

「私ね、病気の事優太に伝える事にする。」