「そんな気がしてた。イイ男だから。小夜子みたいな乳くせーガキにしたら極上の男だろ?」
確かに尊兄ちゃんは極上のいい男や。兄ちゃんほどの男なんてどこにもいない。でも"乳くせー"ってなんやの?ホンマ、一言多いんやから!
「尊兄ちゃんのことよく知ってるんやね!」
ガバッと身体を起こすと、彼は表情を変えた。
「お前、イヤミ通じねーな……
まあオレにとって義兄になるからな。
それに大倭会の会長…つまりお前の親父はいまや寝たきりのヨボヨボ。実質、大倭会を動かしてるのは若頭の草薙尊だ」
朔夜の目つきが極道のそれに変わった。
確かに尊兄ちゃんは極上のいい男や。兄ちゃんほどの男なんてどこにもいない。でも"乳くせー"ってなんやの?ホンマ、一言多いんやから!
「尊兄ちゃんのことよく知ってるんやね!」
ガバッと身体を起こすと、彼は表情を変えた。
「お前、イヤミ通じねーな……
まあオレにとって義兄になるからな。
それに大倭会の会長…つまりお前の親父はいまや寝たきりのヨボヨボ。実質、大倭会を動かしてるのは若頭の草薙尊だ」
朔夜の目つきが極道のそれに変わった。

