そういえばお兄ちゃんと初めて会うたのは、ここの入口だった気がする。


小学校に入る前のことやし、よく覚えてへんけど……兄ちゃんを待ってる間、そこら辺に咲いてたシロツメグサを編んでネックレスを渡したような……?


あの日は確か……

半分だけ血の繋がった4才歳上のお兄ちゃんに会う…って組の人に言われたんや。ドキドキしてめっちゃおめかししたなぁ…


車から降りてきた兄ちゃん、カッコ良くて……一瞬で恋に落ちた。


そんな思い出に浸っていたら、となりの朔夜の声で現実に。


「気持ち悪」


「……え?」


「その顔」


「………な!?」


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