「アーッ!あかんあかん!!」


涙をグッと拭って立ち上がった。暗くなっていく部屋で、ひとりべそべそ泣いててもどんどん憂鬱になるだけ。


なんの意味もない!そんなの私らしくない!


いつまでもモヤモヤしとるくらいなら、最後に朔夜とちゃんと話そ!


それで終りや!


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