……って、言っても探してた妹が、よりもよって私やった……なんてことは知らんといた方が朔夜のためかもしれんな。


どんなリアクションされるか怖いわ…。


「そぉやなぁ……。
結婚式の前、『小夜子に手ェ出さんといてくれ』…って話を持ちかけた時、朔夜が妹を探すんを交換条件に出すとは夢にも思わんかった。やっぱり因果やなぁ…」


兄ちゃんは目を閉じて感慨深くそう言った。私の質問には答えない。


なんとなく、まだ何かを隠してるようにも思えた。


「朔夜は……なんで妹を御劔組の力で探さなへんかったんやろ?」


「さぁな。それは本人に聞いてみ。それでこれからのことやけど、」


「兄ちゃん!!」