「………!」
全身のうぶ毛がゾワッとそば立った。
自分に関わる話やのに、まるで他人のことみたいで。これを話してるのが尊兄ちゃんやなかったら、私は絶対に信じなかった。
「……けど依子は、なんで眠ったまま赤ん坊が死んでもうたのか、そん時は分からなくてパニックになったそうや。自分がアカンかったんやろかーって。もしこの事が小夜子の父親……あの男に知れたら……自分も殺されるかもしれへんて思ったそうや」
「……そ、それで…」
「そこで依子は、とんでもない事を思いついた。いま同じ屋根の下におる、ゆえの娘、いまや天涯孤独の朋華。小夜子と朋華は月齢も同じやし、産まれたての赤ん坊なんてみんな似たり寄ったりや」
「……それって…つまり…?」
全身のうぶ毛がゾワッとそば立った。
自分に関わる話やのに、まるで他人のことみたいで。これを話してるのが尊兄ちゃんやなかったら、私は絶対に信じなかった。
「……けど依子は、なんで眠ったまま赤ん坊が死んでもうたのか、そん時は分からなくてパニックになったそうや。自分がアカンかったんやろかーって。もしこの事が小夜子の父親……あの男に知れたら……自分も殺されるかもしれへんて思ったそうや」
「……そ、それで…」
「そこで依子は、とんでもない事を思いついた。いま同じ屋根の下におる、ゆえの娘、いまや天涯孤独の朋華。小夜子と朋華は月齢も同じやし、産まれたての赤ん坊なんてみんな似たり寄ったりや」
「……それって…つまり…?」

