「ごめん、さっきの嘘。実は私もずっと気になっていたの。私も君が好き。だから、よろしくお願いします。」 一瞬耳を疑った。これは夢なのか? 「ほ、本当……ですか?」 思わず聞き返してしまった。 「うん。本気だよ。」 (まっ、マジかぁぁぁ!) 顔が真っ赤になる。しかし、彼女も同じように顔が真っ赤だ。 嬉しい。死にそうなくらい嬉しい。 そして、僕は人生最高の春を向かえた。