魔莉奈

今日は、空手の試合。軸相空手初段。
先生が、
「相手は、ラッシュが、勢い、ありすぎる。序盤しかない。」
と、いうので、
「わかりました。やるだけ、やります。」
ハチマキを、締めながら、気合い口調で、いった。
試合が、始まると、やはり、序盤が、得意な私だから、猛攻。
楽勝!
このまま、押せる。相手は、弱りきっている。
相手は、汗を、ダラダラたらし、もうすぐ、息ぎれ。
そう、思っていた。
しかし、終盤で、恐ろしいことが、おきて、しまった。
予測しても、いたけれど。
ラッシュが、きた。
私の足は、ガクン、ときて、
「キャ!」
声を、出して、しまった。
その瞬間、昨日の夢を、思い出した。不思議な男性。年齢は、中年くらい。痩せているのか、太っているのか、わからない。
「十字受けを、うまく使い、防御。腰を、落とし、踵を、腹に、入れろ。間合いゼロからの、戦い。実戦通用だ!」
試合で、やっていいのか、わからない。ただ、無意識に身体が、繰り出し続けてしまい▪▪▪
相手は、KO。
試合は、勝ったが、その後、反則技に、なりました。