ドルシネア姫




その時…


バタン。


何かが落ちる音がしたのでドアの方を見ると…


「後三条君…」


「お前…バレエやってたのか?
それに、さっき…ドルシネア姫を踊ってた…。」


後三条君は物凄くビックリしたような顔をしている。


「う、うん…。バレエはずっとやってたし、
ドルシネア姫は私の大切なヴァリエーションなの…。」


「この間のコンクールでもドルシネア姫を…?」


「え、あ、うん…。」