ドルシネア姫



「うちの花恋が悠斗君に迷惑かけないといいけど…
花恋はね、寂しがり屋なんだよ。すぐ泣くし。
だから、クールな悠斗君には面倒臭い子かもしれない。だけど、よろしく頼むな。」


「はい。」


返事をしたものの、


斎藤花恋が寂しがり屋で泣き虫?なわけ無いだろ。


と心の中では笑っていた。




それから、


「悠斗くーん!」


と美波が出て来て準備が出来たからと、


美波は俺にドルシネアを見せてくれた。