ドルシネア姫

❁悠斗Side


「佐々木〜斉藤〜!斉藤!斎藤花恋!あれ?あいつ休みか?」


担任が首をかしげる。


「花恋に何かあったのかな?」


皆が次々に心配し始めた。


俺は、あいつまさかと思い教室を飛び出した。


そしたら、案の定俺の家の近くの公園で泣きそうな顔をした美少女がいた。


「やっと見つけた。」


斎藤花恋は予想外の俺の登場にビックリしていたようだったけど、安心した顔をした。


そして、学校に行く道中俺はあいつに酷いことを言ったんだ。