「あれ…罠が作動しないな…」


真理和の一言に、永遠は青い顔を向けた。



「まさかここが出口…!?」


ネロは永遠の背中を摩りながら、二人に行った。


「…はいらないで!もう一回確認して??警戒して!!」


真理和はネロを見ると、ブイサインを送った。



「大丈夫ッたいしたことないよ!!壊れてるか出口かだよ!…まってろよッ」


真理和がドアの向こうにゆっくり入っていった。









「…やめとけって!!真理…」





次の瞬間、真理和の姿が消えた。




「…………え……?」