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「……み…さき…」


華菜は泣きつかれた頃に、ぽつりと呟いた。


「…も…疲れた…」



「?」



夢は華菜を見た。


「もう疲れたよ!!!!やだ…政府の目的はなんなの!?なんで私達が死ななきゃなんないのよぉ!!!!」

華菜は美咲の死がショックで、絶叫する。


「わからないよ!!!とりあえず落ち着け華菜!」


もう少しで狂ってしまいそうな華菜を、夢は必死に抑えた。

「……だって…ぅ…。取り乱してごめん…」




竜は自分の煙草に火をつけて、吸って、ゆっくりはいた。



そして、一言



「お前ら目的知らないでゲームに参加してたのな!!!勇気ある者たちよッ」