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その頃、永遠達は、やっと最上階についた所だった。




「俺もう歳かな…間接が痛いんですけど…」


真理和が息切れしながら、壁に手をついている。


「…俺の親友がこんなにも歳くった奴だったとはな…」


金髪の…男にしては少し長い髪を一つに束ねると、深美は真理和をうざそうに見た。


「…なんでお前そんな元気なんだよ…あれだけバイクばっか乗ってるくせに…煙草も吸ってるくせに…」

「…精神がピチピチの16歳だからなっ」


その後、二人はピチピチと言う言葉にウケて、大爆笑しだした。


その光景を見て、永遠とネロは柔らかく笑った。


「……はーぁ。」

「?」



「…こんなゲーム…はやく終わればいいのに…」


真理和がそう、呟いた。


「だな…永遠達もそう思うだろ?」

深美が二人の方を見ると、哀愁が漂うような笑みで、言った。


「…そうだね…はやく…戻りたぃ…」


ネロがそう言うと、永遠も呟いた。


「外の…当たり前だったことが…懐かしく…羨ましいよ…」


そういえば昨日の朝、

お母さんが焼いてくれた目玉焼き…食べなかったな…


学校遅刻しそうになって

尚と懸命に走った。



また…

そういうの…できるかな?


「…はやく…出口が見つかればいいのに…」


永遠は目尻に涙を滲ませると、そう最後に呟いた。