「……なにが目的でこんなゲームに?」


ネロは竜の目を見て言った。


「…俺が行かないと…みんな殺されそうだったからだよ…」


……………?


「おまえが参加すると言わないと、クラス全員死刑だ!!…とか言われてさ。…馬鹿みたいだろ?うははは!」


ネロは竜の言葉に疑問を感じつつ、口を開いた。



「…私…本当は自主参加者じゃない…んです」

「?」

今度は竜がネロを見た。


「クラスメイトのとばっちり…くらったんです…けど…私が行かないと…その子も…他のクラスメイトも…誰かが死んでしまう…それが嫌だった…」


………仲間外れにされようが…


…私、あのクラスが好きだったから



「…その場で決めた事だったけど、後悔はしてなぃ…」


ネロは竜を見た。


「…私…必ず生きてここから出るつもりだから」


竜はまた声をだして笑った。


「いぃよお前!!俺も頑張ろうかなッよし…行くか!」


竜はスクッと立つと、ネロの手をひっぱり、また歩き出した。