「蓮凪ね!よろしく!これから友達ね」
友達って雰囲気でなっていくものなんじゃないの?
人によって呼ばれ方は様々だ。
緋色という名前が珍しいからか好んで緋色と呼ぶ人もいる。
レンって呼んだり、そのまま蓮凪と言う人もいる。
学級目標から議題は臨海学校へと移る。
「大分後の話なのに今やんの?」
「中学の修学旅行も結構前からだったじゃん」と扇動。
確かに2年の時からだった。
「そっかー・・・それもそうか」
「で、実行委員を選抜しないといけないんだけどー・・・」あー・・・眠い・・・
「ごめん大会近くて朝練が・・・」と滝原
「基本運動部無理じゃね」
「そっか。んー、私も吹部で今は休みたくないかな」
皆の会話が遠くに聞こえる。
「でも基本男子1人女子1人選抜だよな?バドはどうせ3年が多いし出番はないからやるよ」と会計の向野。
「あと女子だね」
運動部以外だろ?余裕余裕。
「おい扇動、こいつ運動部だけど大会とかないぞ」
「・・・!?!?」
眠気が覚めた。
「おいふざけんな」
「大会ないの?」
「な、ないけど!段審査とか!色々あるから!」
「お前つい最近初段とったんだよな?普通1年以上の稽古の後に審査が認められるはずだけど」
ぐ・・・こいつ・・・!
いやだけど種類が違う!
「いやいやいや!まず武道の種類が違うから!」
「緋色何部?」と向野
「合気道・・・」
「あそこって新設だよね?」と向野が扇動を見る。
「んー、一昨年出来たのかなー」
まぁ流石に入学していないからあんまりわかんないだろう。
「俺昔剣道やってたけど柔道と大体同じの規定だと思う」と向野。
「へえそうなんだ!根本的な所は武道は一緒なんだね!」
意地が悪い五十嵐。そんなに私を仕立て上げたいか。
「蓮凪。検索したら1年以上稽古要するって」
と滝原。お前さっき友達って言ったよな!?
「往生際が悪いぞ」
「お前も意地悪すぎ」
ばちばちと火花が散る中、フロアは静かに見守る。
「緋色さんてそんな幼稚なの?」
「幼稚っていうか、五十嵐くんが1枚上手でそれが悔しいんじゃ・・・」
「ほぼ紙一重だろ」
「あそこまで嫌がるんなら代わろうかな・・・」
と総務扇動。
直後、物凄いブーイング。
「空気読め」
「というか何も実行委員をやりたくない訳じゃなくね?」
「え?」
フロア一同きょとんとする。
「どういうことさ?」と扇動。
友達って雰囲気でなっていくものなんじゃないの?
人によって呼ばれ方は様々だ。
緋色という名前が珍しいからか好んで緋色と呼ぶ人もいる。
レンって呼んだり、そのまま蓮凪と言う人もいる。
学級目標から議題は臨海学校へと移る。
「大分後の話なのに今やんの?」
「中学の修学旅行も結構前からだったじゃん」と扇動。
確かに2年の時からだった。
「そっかー・・・それもそうか」
「で、実行委員を選抜しないといけないんだけどー・・・」あー・・・眠い・・・
「ごめん大会近くて朝練が・・・」と滝原
「基本運動部無理じゃね」
「そっか。んー、私も吹部で今は休みたくないかな」
皆の会話が遠くに聞こえる。
「でも基本男子1人女子1人選抜だよな?バドはどうせ3年が多いし出番はないからやるよ」と会計の向野。
「あと女子だね」
運動部以外だろ?余裕余裕。
「おい扇動、こいつ運動部だけど大会とかないぞ」
「・・・!?!?」
眠気が覚めた。
「おいふざけんな」
「大会ないの?」
「な、ないけど!段審査とか!色々あるから!」
「お前つい最近初段とったんだよな?普通1年以上の稽古の後に審査が認められるはずだけど」
ぐ・・・こいつ・・・!
いやだけど種類が違う!
「いやいやいや!まず武道の種類が違うから!」
「緋色何部?」と向野
「合気道・・・」
「あそこって新設だよね?」と向野が扇動を見る。
「んー、一昨年出来たのかなー」
まぁ流石に入学していないからあんまりわかんないだろう。
「俺昔剣道やってたけど柔道と大体同じの規定だと思う」と向野。
「へえそうなんだ!根本的な所は武道は一緒なんだね!」
意地が悪い五十嵐。そんなに私を仕立て上げたいか。
「蓮凪。検索したら1年以上稽古要するって」
と滝原。お前さっき友達って言ったよな!?
「往生際が悪いぞ」
「お前も意地悪すぎ」
ばちばちと火花が散る中、フロアは静かに見守る。
「緋色さんてそんな幼稚なの?」
「幼稚っていうか、五十嵐くんが1枚上手でそれが悔しいんじゃ・・・」
「ほぼ紙一重だろ」
「あそこまで嫌がるんなら代わろうかな・・・」
と総務扇動。
直後、物凄いブーイング。
「空気読め」
「というか何も実行委員をやりたくない訳じゃなくね?」
「え?」
フロア一同きょとんとする。
「どういうことさ?」と扇動。
