「まぁ、とにかく一緒に回りましょ?笑」

「はい、お願いします。」

「さっ、もうすぐ授業始まるよ?撤収撤収笑。」

そう言いながら先生は降りていった。

「…夢じゃない…よね?」

思わず聞いてしまう。今まさに夢のようなことがおきたんだ。

「良かったじゃん!!ほら、聞いてみた価値あったでしょ?笑」

瑞希も自分のことのように喜んでくれてる。

「ありがとう。後押ししてくれて。」

「あゆむちゃんが勇気出したからだよ?でもこれからが勝負!頑張ろう!」

「うん!」

-キーンコーンカーンコーン-

「ヤバっ!!次上村先生じゃん!」

「早く行こう!村さん怒らすと怖いから…。」

私達は急いで教室に向かう。

何はともあれ、文化祭先生と回れそうです。