あたしとアイツ



なに…?
どうなってるの…??
これって………


キス!?


敬太はゆっくりと唇を離す。


「いいか!お前を独占出来るのもキスしていいのも、俺だけなんだよ…」


嘘…


「それってどういう…」

「だーかーらー!!」


ほんとはずっと聞きたかった。
ずっと想ってたよ。

いつからか何て分からないくらいずっと前から…


「お前のこと!…き…気に入ってるって言うか…」

真っ赤な顔して呟くアイツ。


ホント、素直じゃない。


でも、それはあたしも一緒だ。



「それじゃわかんないよ…」


ずっとずっと、聞きたかったんだもん。


「…たく…一回しか言わないからな…ちゃんと…心して聞けよ!!」

「うん!」


あの言葉が。


「咲良。お前が好きだ!ずっとずっと前からお前のことが好きだ!!」


あたしも…


「敬太…大好き!!」

ぎゅっと敬太に抱きつく。
それを合図に再び二人の距離が0になる。


「ずっと、俺のそばにいろ!離れようとすんなよ!!」


ぎゅっと抱きしめ合うあたし達。


『あたしとアイツ』


あたし達二人の関係は今日から恋人同士に変わる。



〜完〜