駅まで歩いて、電車に乗ろうとしたら

すみれは駅まで親が迎えに来ているらしい。

「じゃあね~!また明日っ!」

そう言って別れると、ホームに入ってイヤホンをした。

トントン。

肩を叩かれて上を見上げると

廣瀬くんが隣に立っていた。