「はぁあ」 靴をとってからため息をついた。 「なんでため息なんかついてるの?」 「だって転校してきた子が… ってええええ!」 その声の持ち主はあの言うまでもない矢代くんで。 「な、なんでいるのでしょうか…」 だってさっきまで教室にいて校舎の案内されてたはずじゃ… 「さぁ、なんででしょうか」 無邪気な笑顔で首をかしげながら下駄箱に寄りかかっている。 このままポスターにできそうなくらいだ。 私はパニックになりながらもここから早く離れたくて急いで靴を履いた。