オニゴッコ

「本日はお忙しい中お越しいただいてありがとうございます。」
「いえ、全然大丈夫です。」
「あ、どうぞ。お掛けになってください。」
「あ、はい。」
俺は近くにあったソファーに座った。
まずは自己紹介でも…っと言うことで俺たちは自己紹介をした。
右側に立っているちょっとほっそりしてて、眼鏡をかけている人が牧原さん。
左側に立っているちょっとポッチャリとした人は根野さん。
二人ともこの事件の担当者だそうだ。
「さて、そろそろ本題の方に移りましょうか。」
「あ、はい。あの…亡くなったのは一体誰なんですか…?」
俺がそう言うと牧原さんは一度コクンと頷いて話し始めた。
「今回亡くなったのは留衣 晴斗 18歳。死因は首を切られて即死。死亡推定時刻今日午前3時頃。」
…え?留衣…晴斗…?それ……俺のクラスの奴じゃ……いや、だって昨日元気に卒業してったんだぞ? せんせー!さよーならー!って……あんな元気な奴が殺…された…?
「見つかったのは胴体のみ。首からは未だ見つかってはいません。」
え…?見つかってない…?首が…?
「え…そ、それって……首がない状態で死んでたってこと…ですか?」
「はい。」
「なんで…首だけ……」
「それは我々にもまだわかりません……」