無口な君と。

なんとなく沈黙が続いたので、私は気になっていたことを先生に質問した。



「先生は、イブなのに私のために補習なんかしてていいんですか?明日もあるでしょう?」


「どーせ一緒に過ごす彼女なんていませんよー」


あぁ、そうなんだ(笑)


「そですか」

なんとも言えなくてありきたりな言葉を返した。



はぁ~、お兄さんにクリスマス会えないかな。

なんて、考えちゃう。


だってあれ以来会ってない。
見かけてすらないんだ。