無口な君と。

「あはっ、ソライさん♪」


「ウツイです♪」


いつかやり取りしたこの会話をもう一度して、二人で笑う。





あれ、そういえば、お兄さんがここにいるってことはもう下校時刻なんかな……。


そう思って時計をみるけど下校時刻までまだ余裕。


ん?お兄さんどうしてここいるんかな。