無口な君と。

翌朝、いつもより早くに登校する。


恐らく私が一番だろう。


誰もいない廊下はシンとしていて、冬休みを思い出す。



うっ、今思い出したくないのに~。



ふぅ、と落ち着いてから、教室には行かず直接職員玄関へ。


下駄箱に入れておけば気づいてくれるから。


勝手に開けてごめんなさいっ!

と、心で謝ってから、かちゃっと開ける。


そっとチョコを置いて、ちゃんと閉めてからダッシュで逃げる。