明日ソラは翔けていく




あれ、なんだろ


あの時みたいな感覚が俺を狂わせる


なんだ、これ…



「えっと…あの、来た、けど…」


「それ以上、近づいたら…殺す」


はいいい?!


今さらっとおっかねぇことを…


「あの、まず俺危害も何も加える気もないから…駄目ですか?」


「…50cm」


???


ご、50cm…?


「人間と接するのに適切な距離の事です」


「あぁ、そういう事ね。」


とりあえず、言われた通り50cmの範囲内に足を運ぶ俺


意外と近い…


成程ね、理解した



こんなに近いと…ドキドキする


これ、もしかして、俺恋してる?


「話って…何かな」


「あの時の事を気になって…だから呼びました。」


気にはしてくれてるんだな…一応…


「たまたまだよ、本当に…俺よく教室でも図書室でもそうなんだけどさ、勉強してから帰らないと帰らないんだよね」


「どうして?」


「余計な宿題や大学受験の為にもっと色々と勉強したいからさ、…まぁたまに息抜きに最近はやりのアプリとかしてるけどさ」


「へ、へぇ…でもなんでグラウンド見てたの?」


「それも偶然であの時風強かったろ?窓閉めようと見てたら君が空高く飛んでるのを見て驚いたんだ」


「ふ、普通の事なのにそんなまじまじと見る?」


「だって、君だけだろ?一年生」



「それは…そう、だけど…」



「俺からも質問いいかな?いや、お願い事」



「なに?」



「友達に、ならない?」