「なぎ兄、足が痛いよー」

「おんぶしてやるから、泣くなよ」

「ずるい〜、俺も!」

「旭は男の子だろ?」

いつの頃だろう…
小さい弟と手を繋ぎ君をおぶって歩いたのは

懐かしくて…この頃に戻りたい…

「…にぃ!なぎ兄!」

「…ん〜」