「翼、ごめんね。ありがとう…」

「何言ってんだよー、これからもいくらでも八つ当たりしろよ。ちゃんと受け止めるから」

翼の言葉にまた視界がぼやける。

「俺の彼女は素直じゃない意地っ張りだけど誰よりも頑張り屋さんなんだから」

私はこの人の彼女でいいのかなって
思う位翼は最高の彼氏だよ…

「おし!じゃあ、行ってきます」

「行ってらっしゃい〜」
翼の緩い笑顔にたくさん助けられた。
翼がいるから、頑張れてこれたんだ。

早朝の空は青く澄んでて…
「気合い!!!!」
私の背中を押してくれるようだった。