Many love's

家に帰り机の上にあるミルクティーに
触れた

ミルクティーはもう冷たくなっている

「……っ。せん…ぱい…」

溢れ出てくる涙が止まらなかった。

優しい先輩が好きでした。
マネージャー!って呼んで、
仕事を手伝ってくれる先輩が
笑顔でプレーする先輩が

すごくすごく大好きでした。

「……うっ、ひっく……」

お似合いの2人が浮かぶ
あの2人に私が入る隙間もなくて
彼女さんはすごく可愛い人だった

勝ち目なんてあるわけないよ……

溢れ出てくる涙は止まる気配がなかった