「お、マネージャーか?」

ドアが開き、そこに立っていたのは
葛原 達也 キャプテンだった。

「キャプテン、これ見てくださいよ!」

「行方不明のユニフォームだろ?このロッカーは小澤だな。明日言っとくよ!笑」

「もー…お願いしますよ!」

ははっ!と爽やかに笑って
片付けを手伝ってくれるキャプテン…

いつからかな、目で追うようになったのは

優しくてカッコよくて…
頼りになる先輩。

「すみません、手伝わせちゃって…」

「気にすんなよ、いつもありがとうな?」