兄妹のように育って家族と同じ位大切な存在

よく付き合ってるの?
なんて聞かれるけど、私はそんな
対象みた事も予定もない。

自由気ままで少しくせのある髪の毛…
背も伸びて、声変わりもして
男の子、から男の人になってるな…

なんて思いながら歩いてると

「おい、置いてくぞー」

冬馬が振り返って笑う。

ドキッ!!!

今まで冬馬に感じた事のない
トキメキが胸を襲う。

「うるさいな、早く行くわよ」

……なんで、こいつに!!